Vタダ20mg(v-tada)

Vタダとは

医薬品名

Vタダ(V-tada)

メーカー

ビプロ・ライフサイエンス(Vipro Lifescience)

有効成分

タダラフィル(Tadalafil)

効果・効能

勃起不全(ED)の改善

剤形

タブレット(tablet)

先発医薬品

シアリス(cialis)

Vタダはイーライリリー社が製造・販売しているシアリスのジェネリック医薬品で陰茎海綿体の筋肉を弛緩させ血流増加効果から、勃起不全(ED)や前立腺肥大症への治療に使用されます。
シアリスと同じ有効成分タダラフィルが同量含まれるため安価ながらも高い勃起効果を得ることができます。

タダラフィルは世界で3番目に開発されたED治療薬で、バイアグラやレビトラの欠点が大幅に改善されているのが特徴です。食事の影響をほぼ受けない、30時間以上正常に勃起できる状態が続く(30時間勃起が続くわけではない)ため、より利便性が高まっています。

Vタダの製造元ビプロ・ライフサイエンスはインドのアーメダバードに本社を置く大手企業で医薬品以外にも食料品、建築・建設やコンサルティングなど幅広い事業を多角的に経営する特徴があります。

医薬品をはじめすべての製造部門で事前試験設備を備えた専用の品質管理研究所をもち、WHOの適正製造基準認定を受けることからも品質には一定の評価があります。

効果・効能

勃起不全(ED)

Vタダの有効成分タダラフィルは、ホスホジエステラーゼ5型(PDE-5)呼ばれる酵素のはたらきを阻害する作用があります。
このPDE-5は、陰茎海綿体への血液流入をもたらす環状グアノシン一リン酸(cGMP)を分解し勃起を妨げる酵素です。
そのため、PDE-5をブロックすることによりcGMP濃度が高まり正常な勃起が促進されるものです。

なお、タダラフィルによる勃起は30時間以上正常に勃起できる状態が続くもので、性的刺激なしに30時間以上の勃起が継続するわけではありません。

前立腺肥大症(BPH)

タダラフィルは、前立腺肥大症による排尿障害の治療にも使用されます。前立腺肥大による下部尿路症状に対して有効性があり前立腺括約筋を弛緩させ尿道抵抗を下げる作用により排尿障害を改善することができます。

飲み方・使い方

Vタダは服用から1時間ほどで効果が現れ始め3時間ほどで血中濃度のピークを迎えます。そのため、性行為の1～2時間前に服用することが望ましいです。
効果の発現まではやや時間がかかりますが、効果の持続が20～36時間程度と非常に長いため、性行為の予定日が不定の場合などで特に高い利便性が見込めます。

服用の際は、ぬるま湯もしくは水で服用し薬の服用間隔は必ず24時間以上開けてください。
(当サイトでは20mgの1種類が購入可能ですが、初めて使用される場合はピルカッターで20mg錠を1/4に割って飲んでください。)

また、食事の影響をほぼ受けない点も大きな特徴で性行為の直前に気兼ねせず食事の摂取が可能です。
アルコールに対してもED治療薬の中では最も寛容ではありますが、同時摂取で起立性低血圧を引き起こす場合があるため可能であれば避けた方が良いでしょう。

また、その他

といった点にご注意ください。

あまった薬の保管は、湿気や熱を避け常温で保管してください。また、子供やペット、他者と同居している場合は事故を避けるため手の届かないところに保管し、細心の注意を払ってください。

副作用

Vタダは服用により副作用が発生する可能性があります。
以下に挙げる副作用であれば通常は治療も必要とせず、時間経過とともに回復します。服用を繰り返すことで体が薬に適応し症状も低減されていきますが、度合いが気になる場合には医師に相談しましょう。

なお、以下は代表的な副採用のみ列挙しているもので起こりうる全てではないためご注意ください。

また、副作用で以下の症状が現れる場合は薬の使用を中止し、ただちに医師の治療を受けてください。

また、副作用で以下の症状が現れる場合にはタダラフィルに対してのアレルギー反応が疑われます。この場合にもただちに薬の使用を中止し医師の治療を受けてください。

相互作用

Vタダに含まれるタダラフィルはアルコールと摂取すると血圧低下によるめまいや失神を引き起こす可能性があります。
また、グレープフルーツ製品に含まれるフラノクマリン酸とタダラフィルの間にも相互作用があり、望ましくない副作用を増大させる可能性があります。
この薬を服用している間にはこれら成分を含む製品の使用を避けてください。

その他、ニトログリセリン、二硝酸イソソルビド、一硝酸イソソルビド、硝酸アミルなど胸痛または心臓病により硝酸薬を使用している場合、リオシグアト(アデムパス)を使用している場合にも血圧低下を引き起こす恐れがあるためタダラフィルを服用しないでください。

以下に挙げる成分はタダラフィルと相互作用を引き起こす可能性のある代表的な薬物です。(ただし、全ての成分について列挙しているわけではないためご注意ください)

これらの成分はタダラフィルと相互作用を引き起こす可能性のある代表的な薬物です。ただし、相互作用を引き起こす全ての成分について列挙しているわけではないため注意してください。

禁忌・注意点

一部の薬はVタダと併用することで悪影響を及ぼす場合があります。絶対に服用しないでください。

また、過去に以下の疾病を患った経験がある場合は、Vタダ服用前に必ず医師に相談し安全性を確認した上で使用を検討してください。

まれにタダラフィルのようなPDE-5阻害薬を服用する人々の間で突然の視力障害が発生することがあります。
この症状が発生する方の多くは目に問題を抱えていたり血管障害の危険因子(心臓病、糖尿病、高血圧、高脂血症、冠動脈疾患、喫煙、年齢50歳以上)をもつことがわかっていますが、薬が視力障害の実際の原因かは不明です。

また、タダラフィルの副作用には難聴、聴力低下、耳鳴りの症状も報告されています。この症状が起こる場合もタダラフィルの使用を中止し、ただちに医師に相談してください。

なお、タダラフィルは18歳未満の方や女性の服用はやめてください。