プロペストライド1mg(Propestride)プロペシアジェネリック

プロペストライドとは

医薬品名

プロペストライド(Propestride)

メーカー

ジマーファーマ(Zimmar Pharma Ltd)

有効成分

フィナステリド(Finasteride)

効果・効能

男性の薄毛(AGA)改善

剤形

タブレット(tablet)

先発薬

プロペシア(propecia)

プロペストライドはAGA治療薬で95%以上の高い確率で頭頂部・前頭部の脱毛を防ぐ効果が期待できます。

有効成分のフィナステリドは脱毛の原因物質・ジヒドロテストステロンの生成をブロックすることで抜け毛を抑える仕組みです。

フィナステリドは日本でも承認されており、比較的副作用が少なく安全に使いやすいことからAGA治療ガイドラインにおいても男性に対し最も推奨度が高いAランクになっています。

製造元のジマー・ファーマはイギリスのロンドンに本拠地を置く製薬会社です。プロペストライドをはじめ同社の医薬品はパッケージや説明書など日本向けに日本語のジェネリック医薬品を製造している点が大きな特徴です。

効果・効能

プロペストライドの有効成分フィナステリドは脱毛の原因物質・ジヒドロテストステロンの生成をブロックすることで95%以上の高い確率で脱毛を防ぎAGA改善に役立ちます。

フィナステリドによってヘアサイクルが改善されると成長期が延長され太く長い髪の毛へと変化していきます。

ただし、フィナステリドはあくまで脱毛を防ぐもので発毛効果は期待できないため、増毛にはミノキシジルの使用をご検討ください。

また、プロペストライドは円形脱毛症など男性ホルモン以外が原因で起こる脱毛症に対しての効果はありませんのでご注意ください。

飲み方・使い方

プロペストライドは1日1回0.2mg～1mgを水もしくはぬるま湯で服用してください。症状に合わせて増減できますが1日の最大用量は1mgまでです。

食事の有無は問いませんが、できれば毎日同じ時間に服用するようにしてください。

服用後は概ね3～4ヶ月ほどで効果が現れ始め、6ヶ月間ほどで実感できるようになり年単位で継続することでさらに効果が高まります。
ただし、もし1年間薬を飲み続けても効果が得られない場合はそれ以上続けても治療の効果が得られる可能性は低いです(さらに服用中止により髪の毛が減る可能性もあります)。

薬は常温での保管が可能ですが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。
また、この薬は女性や子供は使用はもちろん薬の接触も禁止されているため事故を避けるため子供やペットがいる場合には使用方法・保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

プロペストライドは服用により以下の副作用を引き起こすことがあります。
これはごく一般的な副作用で医師の治療も不要なものですが、程度が気になるようであれば医師に相談しても良いでしょう。

なお、性欲減退、勃起障害、射精障害などの性的副作用に関しては薬の服用中止後も症状が続く可能性があります。もし気になる場合は同様に医師に相談してください。

また、まれではありますが以下の副作用が現れる場合があります。

ただし、以下の症状が現れる場合はただちに薬の使用を中止し医師の治療を受けてください。

相互作用

プロペストライドとの主要な薬物相互作用は知られていませんが、中程度の相互作用がある一般的な薬としては以下が挙げられます。

その他にもフィナステリドとの相互作用を引き起こす可能性は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分で挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。

禁忌・注意点

プロペストライドは女性や小児(接触も禁止)、有効成分フィナステリドにアレルギーがある方は服用しないでください。
プロペストライドに晒された胎児は先天異常を引き起こす可能性があるため、特に妊活中・妊娠中には細心の注意を払ってください。

また、以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を服用してください。

その他にも、プロペストライドは服用により前立腺がんの発生リスクが高まる可能性があります。疾病を抱える場合は必要に応じて医師に相談し定期的に検査を受けてください。