ジャヌビア50mg/100mg(Januvia)

登録日: 2024年9月3日 | 更新日: 2024年9月10日

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商品番号:januvia
ジャヌビア50mg/100mg(Januvia)
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ジャヌビア(Januvia)の商品詳細

ジャヌビアとは

医薬品名
ジャヌビア(Januvia)
メーカー
メルクシャープ(Merck Sharp and Dohme)
有効成分
シタグリプチンリン酸塩水和物(Sitagliptin Phosphate)
効果・効能
2型糖尿病
剤形
錠剤(Tablet)
  1. 世界で初めて承認されたDPP-4阻害薬 ジャヌビアは2型糖尿病の治療薬で、食事をして血糖値が高くなるタイミングでインスリンを分泌させ、血糖をほどよく下げるのが特徴です。
  2. 低血糖や体重増加のリスクが低い 比較的緩やかな効き目なので、効きすぎによる低血糖や体重増加が起きにくく安全性の高い薬です。
  3. 安心の大手製薬会社製品 新薬の開発も行う大手のメルクシャープ社が製造を手掛けており、世界でもトップクラスの品質と安全性を誇ります。

ジャヌビアは2型糖尿病の血糖コントロールに用いられる医薬品です。

有効成分のシタグリプチンは、食事をすると小腸から分泌され膵臓のインスリン分泌を促し血糖値を下げる働きのあるインクレチンという物質を分解するDPP-4を阻害する作用があります。
これによって膵臓に作用するインクレチンの量が増えインスリン分泌が促され、血糖値を下げる効果が期待できます。

シタグリプチンは、食事をして血糖値が高まるタイミングに合わせて血糖をほどよく下げてくれるのが特徴です。

また、低血糖や体重増加を起こしにくい安全性の高い薬としても知られています。

製造元のメルクシャープ社はアメリカのニュージャージー州に本拠地を置く製薬会社です。140カ国以上に事業展開するなど、規模・売り上げともに世界でもトップクラスです。
新薬メーカーならではの高い技術力を有しており、初めてでも安心して使用できる品質です。


シタグリプチンは2006年に世界初のDPP-4阻害薬としてメキシコで承認された2型糖尿病の治療薬です。

2型糖尿病は、インスリンの効果が低下し(インスリン抵抗性)、血糖値が高くなる慢性疾患です。
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、体内の細胞がブドウ糖(グルコース)を取り込みエネルギーとして利用するのを助けます。 2型糖尿病では、体が十分なインスリンを生成できない、またはインスリンの働きが悪くなるため、血糖値が持続的に高くなってしまいます。

原因は様々考えられますが、遺伝的要素や肥満、運動不足、年齢(40歳以上でリスクが高まる)、食事の偏り、高血圧、脂質異常症、嚢胞性卵巣症候群などがあげられます。

2型糖尿病は初期には自覚症状が少ないことが多いですが、進行すると、頻尿や異常な喉の渇き、疲労感、視力のかすみ、傷の治りが遅い、感染症の増加といった症状が見られる場合があります。

放置すると心筋梗塞や脳卒中、網膜症、神経障害、腎臓病などの合併症を引き起こす可能性がありますので早めの治療が必要です。

効果・効能

ジャヌビアは選択的DPP-4阻害剤に分類される2型糖尿病の治療薬です。

有効成分のシタグリプチンリンは血糖値を調節するホルモンであるインクレチンを分解する酵素を阻害し、血糖値に応じてインスリンの分泌を促進します。
これによって血糖値を下げる効果が期待できます。

血糖に依存し比較的緩やかに作用するため、低血糖を起こしにくく、体重増加が起きにくいのが特徴です。

飲み方・使い方

ジャヌビアは1日1回50mgを水かぬるま湯で服用してください。

効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100mg1日1回まで増量することができます。

薬は常温での保管が可能ですが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。
また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。

副作用

ジャヌビアは使用すると以下の副作用が起きることがあります
これらは服用を続けるうちに軽減していくものですが、程度が気になるようでしたら医師にご相談ください。

主な副作用

  • 便秘
  • 下痢
  • 空腹

ただし、以下の症状があらわれる場合は直ちに使用を中止し、医師の診察を受けてください。

アレルギー反応

  • 発疹
  • 湿疹
  • 冷汗
  • 多汗症
  • 皮膚血管炎
  • じん麻疹
  • 血管浮腫
  • そう痒症

重大な副作用

  • アナフィラキシー反応
  • 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
  • 剥脱性皮膚炎
  • 低血糖
  • 肝機能障害
  • 黄疸
  • 急性腎障害
  • 急性膵炎
  • 間質性肺炎
  • 腸閉塞
  • 横紋筋融解症
  • 血小板減少
  • 類天疱瘡

ジャヌビアは服用により以下の症状があらわれる場合があります。

あまり一般的ではない副作用

  • 浮動性めまい
  • 感覚鈍麻
  • 糖尿病網膜症の悪化
  • 回転性めまい
  • 上室性期外収縮
  • 心室性期外収縮
  • 動悸
  • 鼻咽頭炎
  • 腹部不快感(胃不快感を含む)
  • 腹部膨満
  • 腹痛
  • 上腹部痛
  • 悪心
  • 鼓腸
  • 胃ポリープ
  • 胃炎
  • 萎縮性胃炎
  • びらん性胃炎
  • 歯周炎
  • 胃食道逆流性疾患
  • 口内炎
  • 肝機能異常
  • 浮腫
  • 倦怠感
  • 心電図T波振幅減少
  • 体重増加
  • 赤血球数減少
  • ヘモグロビン減少
  • ヘマトクリット減少
  • 白血球数増加
  • ALT増加
  • AST増加
  • γ-GTP増加
  • 血中ビリルビン増加
  • 血中LDH増加
  • CK増加
  • 血中コレステロール増加
  • 血中尿酸増加
  • 血中尿素増加
  • 血中クレアチニン増加
  • 血中ブドウ糖減少
  • 低比重リポ蛋白増加
  • 血中トリグリセリド増加
  • 尿中蛋白陽性

頻度不明の副作用

  • 頭痛
  • 上気道感染
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 四肢痛
  • 背部痛
  • RS3PE症候群

相互作用

アルコール(飲酒)はジャヌビアの作用を増強する可能性がありますので控えてください。

また、以下に該当する場合は併用にあたり注意が必要です。必ず医師に確認の上使用してください。

併用に注意が必要な薬剤

  • 糖尿病用薬
    インスリン製剤、スルホニルウレア剤、チアゾリジン系薬剤、ビグアナイド系薬剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、速効型インスリン分泌促進薬、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤など
  • ジゴキシン
  • 血糖降下作用を増強する薬剤
    β-遮断薬、サリチル酸剤、モノアミン酸化酵素阻害剤など
  • 血糖降下作用を減弱する薬剤
    アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモンなど

その他にもジャヌビアの成分と相互作用を引き起こす可能性は、処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられますのでご注意ください。

禁忌・注意点

ジャヌビアにアレルギーがある場合は使用しないでください。

また、以下に該当する場合も同様です。

薬を使用できない既往歴・症状

  • 重症ケトーシス
  • 糖尿病性昏睡または前昏睡
  • 1型糖尿病
  • 重症感染症
  • 手術前
  • 重篤な外傷がある

また、以下に該当する場合は医師に安全性をご確認の上使用してください。

注意が必要な既往歴・症状

  • 低血糖を起こすおそれのある以下の患者または状態
    脳下垂体機能不全または副腎機能不全、栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足または衰弱状、態激しい筋肉運動、過度のアルコール摂取者、高齢者
  • 腹部手術の既往または腸閉塞の既往
  • 中など度腎機能障害または重度腎機能障害がある
  • 血液透析または腹膜透析を要する末期腎不全
  • 妊娠中・授乳中
  • 小児

血糖は定期的に検査するようにしてください。

3ヵ月服用しても効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮してください。

腎機能障害のある患者では本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するおそれがあるので、腎機能を定期的に検査してください

急性膵炎があらわれることがあるので、持続的な激しい腹痛、嘔吐などの初期症状があらわれた場合には、速やかに医師の診察を受けるようにしてください

低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転などに従事しているかたはご注意ください。

ジャヌビアとGLP-1受容体作動薬はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用を有しています。両剤を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていませんのでご注意ください。

よくある質問

Q.ジャヌビアは食事の影響を受けますか?
A.いいえ。ジャヌビアは食事の影響を受けにくいとされています。そのため、服用のタイミングは食前・食後どちらでも問題ありません。
Q.飲み忘れた時はどうしたらいいですか?
A.気がついた時点でなるべく早く飲み忘れた分を服用してください。
ただし、次の服用時間が近い場合は飲み忘れた分をとばして、次の日に1日分を服用してください。決して2日分を一度に服用しないでください。

通販で購入前に必ずお読みください

商品説明について

チェック

商品説明・概要・成分・服用方法・禁忌・注意点・副作用などは説明書を 和訳したり一般的な情報をまとめています。 使用方法が不明な方、併用禁忌薬がわからない方は専門の医師やかかりつけの医師に相談してから購入・服用して下さい。

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ジャヌビア50mg/100mg(Januvia) についてのレビュー(1件)
口コミ評価
4
とても満足
満足
普通
やや不満
不満

口コミや体験談・レビューは使用者の私見になりますので必ず専門機関で相談してください。

  1. まな より:
    4

    1日1回の服用で良いので飲み忘れにくくていいです。
    病院にいけない時があるので助かってます。