ユークロマプラスクリーム15gm(Eukroma Plus Cream)
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
ユークロマプラスクリームの詳細
ユークロマプラスクリームとは
- 医薬品名
- ユークロマプラスクリーム(Eukroma Plus Cream)
- メーカー
- ヤッシュパーマラボラトリーズ(Yash Pharma Laboratories)
- 有効成分
- ハイドロキノン(Hydroquinone)/トレチノイン(Tretinoin)/モメタゾン(Mometasone)
- 効果・効能
- シミ、シワ、くすみの改善
- 剤形
- クリーム(cream)
- トレチノインとハイドロキノンがこれ1本に! 人気の美容成分トレチノインとハイドロキノンがオールインワンになっており、1本でシミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ、毛穴などあらゆる肌悩みにアプローチします。
- 生まれ変わったような肌に 加齢とともに目立ってくるシミやくすみを除去しながら、通常の化粧品では届かない真皮層にまで働きかけ肌にハリを与える効果が期待できます。
- 人気のユークロマシリーズ 人気のヤッシュ・ファーマ・ラボラトリーズ社製品ユークロマシリーズで、世界で最も厳しいとされるGMPに準拠し製造されているため初めての方でも安心して使用できます。
ユークロマプラスクリームはシミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ、美白、肌荒れなど幅広い肌トラブルに対して有効性が期待できる医薬品です。
有効成分には美白作用のあるハイドロキノン、古い角質を剥がす作用のあるトレチノイン、炎症を抑えるモメタゾンの3つの成分が配合されています。
これにより、肌の炎症を抑えながらシミの原因となるメラニン生成を抑制しターンオーバーを促進することで、生まれ変わったような透明感のある肌へと導きます。
ユークロマプラスクリームは、ハイドロキノン2%、イソトレチノイン0.025%、モメタゾン0.1%を含有しています。
製造元のヤッシュ・ファーマ・ラボラトリーズ社はインドのムンバイに本社を置く製薬会社で、皮膚科や小児科領域を得意としています。WHOのGMPおよびcGMPに準拠し製造されているため非常に高い品質・安全性が保証されています。
ユークロマプラスクリームはトレチノイン、ハイドロキノン、モメタゾンを組み合わせた美容クリームです。
トレチノインはビタミンA誘導体の一種で、古肌のターンオーバーを促すことで古い角質を除去し肌を新しく生まれ変わらせる作用があります。 通常肌は4週間のサイクルで生まれ変わっていきますが、トレチノインはこのサイクルを早めることでニキビやシミ、シワの改善が期待できます。
ハイドロキノンはシミやくすみの原因となるメラニンの産出抑制作用があり、使用することでシミを予防・改善したり肌を白くする効果が期待できます。
モメタゾンは炎症を抑える働きがあるステロイドです。ステロイドの中でも上から二番目の「ベリーストロング」に分類されるため長期使用は避けてください。
ただし、この薬は目、口、鼻、膣などの粘膜に対しては使用できませんのでご注意ください。
効果・効能
ユークロマプラスクリームの有効成分3つの有効成分の相乗効果によりシミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ、肌荒れなどの肌トラブルを改善し美しい肌を作る効果が期待できます。
ユークロマプラスクリームの有効成分の詳細は以下の通りです。
- ハイドロキノン
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるほど高い美白作用が特徴で、メラニンの産出を阻害するとともにメラニンの産生細胞(メラノサイト)自体を減らす作用によってシミ・そばかす・ニキビ跡の色素沈着を改善します。 - トレチノイン
トレチノインには肌のターンオーバーを正常に整える作用があり、古い角質を剥がれやすくして新しい皮膚を作る働きがあります。その過程でメラニン色素も一緒に剥がしてくれるのでシミの改善に効果が期待できます。 その他にも、通常の化粧品では届かない真皮層にまで働きかけることでコラーゲンの生成促進や皮脂の分泌抑制にも効果が期待できます。 - モメタゾン
モメタゾンは副腎皮質ホルモン(ステロイド)で、肌のかぶれや湿疹などのかゆみや赤みを緩和する効果が期待できます。
ただし、モメタゾンはステロイドの中でも強力なタイプなので長期使用は避ける必要があります。
トレチノイン
トレチノインの正確な作用機序は不明ですが、基底層の角化細胞で細胞増殖因子HB-EGFが分泌され、傍分泌により表皮細胞の増殖が促進される効果があると考えられています。
これにより表皮のターンオーバーが促進され、表皮内のメラニンが排出される仕組みです。
また、紫外線により発現亢進するタンパク質c-Junによって引き起こされるプロコラーゲン転写の抑制をトレチノインが妨げる、抗AP-1作用によりMMPの発現を抑制する、紫外線によるTGF-βシグナルの抑制を防ぐ、といった作用があります。 これにより長期外用によって真皮線維芽細胞のコラーゲン産生促進、MMP抑制などの作用で光老化に対する抑制といった効果があるほか老化による真皮の肌痩せ(菲薄化)を抑え、皮膚のハリを取り戻す効果が期待できます。その他にも、皮脂の分泌を抑制する働きを有するため、ニキビ治療に対しても効果を発揮します。
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニン色素生合成経路の初期段階で関与するチロシナーゼ酵素を選択的に阻害、3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン(DOPA)への変換を妨げます。
これによりメラニン色素産生が減少し色素沈着過剰や肝斑を改善していきます。
飲み方・使い方
ユークロマプラスクリームは寝る前に1日1回適量を健康な皮膚に対してスポットで薄く塗布してください。
塗布前後は手と皮膚をきれいに洗い乾かした上で使用し、塗布後は少なくとも1時間は塗布部位を洗ったり他のスキンケア製品の塗布もしないでください。
有効成分のモメタゾンはステロイド薬のため長期使用は避けてください。
ハイドロキノンやトレチノインは紫外線の影響を受けやすいため、就寝前のみ使用する、使用中は日焼け止めを使用するなど対策を行ってください。
また、特に初めて使用する際にはまず薬のアレルギー反応を確かめてください。
健康な肌の一部に少量の薬を塗り24時間以内に軽度の発赤以外の反応がないようであれば薬を使い始めて問題ありません。
その他にも治療した皮膚部分を覆うと皮膚から吸収される薬の量が増えるため避けてください。
薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温保存してください。特にトレチノインは可燃性のため高温や直火は避け、クリームが塗布後完全に乾くまでは喫煙もしないでください。
また、誤飲などを避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
ユークロマプラスクリームは使用により副作用が起きることがあります。
以下の症状は医師の治療を必要としない一般的な副作用ですが、続いたり程度が気になる場合は医師に相談してください。
なお、使用中は寒さや風などに肌が敏感になる可能性があります。衣類で肌を守り必要に応じて保湿ローションなども併用してください。
主な副作用
トレチノイン
- 皮膚に温かさを感じる
- 灼熱感、刺激感
- 皮膚の色の変化
ハイドロキノン
- 軽度の灼熱感、刺痛
- 軽度のかゆみ、発赤、その他の刺激
- 肌の荒れやわずかな剥がれ(軽度)
- 皮膚の黒ずみ
- 肌の色が明るくなる
- 治療領域の肌の美白
- 皮膚の乾燥(軽度)
- 肌が暖かい(軽度)
モメタゾン
- 皮膚が膿で盛り上がる、発赤
- にきび
- 軽度のかゆみ、うずき、灼熱感
ただし、以下の副作用が起こる場合はただちに医師の治療を受けてください。
治療が必要な症状
トレチノイン
- 発熱を伴うまたは伴わない皮膚の発赤、腫脹、水疱、または剥離
- 喘鳴
- 胸やのどのつかえ
- 呼吸、嚥下、会話の障害
- 異常な嗄声
- 肌の反応が非常に悪い、気になる、消えない
ハイドロキノン
- 重度の皮膚の発赤、火傷、刺痛
- 重度の皮膚の乾燥、ひび割れ、出血
- 水ぶくれ、しみ出すような出血
- 青や黒の皮膚変色(特にヒスパニックやアフリカ系アメリカ人の場合)
モメタゾン
- 重度の皮膚刺激
- かすみ目、視野狭窄、目の痛み、光輪視
- 高血糖(喉の渇きの増加、排尿の増加、口渇、フルーティーな息の臭い)
特に以下の症状が現れる場合は緊急の治療を受けてください。
アレルギー反応の徴候
- じんましん
- 呼吸困難
- 口、顔、唇、舌、のどの腫れ
ユークロマプラスクリームは有効成分トレチノイン、ハイドロキノン、モメタゾンの影響により以下の副作用を引き起こすことがあります。
以下に挙げる症状は一般的な副作用で医師の治療も不要ですが、もし程度や持続が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。
一般的な副作用
トレチノイン
- 皮膚の灼熱感、かゆみ、チクチク感、鱗屑(うろこ状のくず)、発赤
- 肌の荒れやわずかな剥がれ(軽度)
- 皮膚の黒ずみ
- 肌の色が明るくなる
- 治療領域の肌の美白
- 皮膚の発赤(軽度)
- 異常な皮膚の乾燥(軽度)
- 異常に肌が暖かい(軽度)
ハイドロキノン
- 軽度の皮膚刺激や過敏(灼熱感、紅斑、チクチク感など)
モメタゾン
- にきびや吹き出物
- 毛の生えている部分の灼熱感、かゆみ、痛み、毛の根元の膿
- 口腔乾燥
- 弾力の損失
- 正常な皮膚紋理の消失
- 皮膚に盛り上がった暗赤色のいぼ状の斑点ができる(特に顔に使用した場合)
- 光沢感
発生率は不明
トレチノイン
- ピンク色の赤い水疱を伴う皮膚の灼熱感とかゆみ
- 額、背中、腕、脚の発毛の増加
- 腕、顔、脚、胴体、鼠径部の赤紫色の線
ただし、以下の症状が現れる場合は直ちに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
トレチノイン
- 皮膚のやけど、刺痛、剥離、発赤、異常な乾燥(重度)
あまり一般的でない副作用
トレチノイン
- 塗布部位の乾燥、痛み、発赤、刺激、剥離
モメタゾン
- 灼熱感
- かゆみ
- あざができやすく、皮膚が薄くなる(特に顔や指の間など皮膚の折り重なる部分)
発生率は不明
モメタゾン
- 失明
- かすみ目
- 視覚変化
- 視力低下
- 乾燥
- 眼痛
- 頭痛
- 炎症
- 視力障害
- 吐き気
- 口の周りの発赤と鱗屑
- 涙が出る
- 嘔吐
相互作用
ユークロマプラスクリームは他のステロイド皮膚薬との併用はしないでください。
また、ユークロマプラスクリームの有効成分トレチノインは一部のマルチビタミンと相互作用を引き起こす可能性があるため併用しないでください。
併用できない薬剤
トレチノイン
- マルチビタミン/フッ化物(ビタミンADE入り)
- マルチビタミン/ミネラル(ビタミンADEK、葉酸、鉄を含む)
- マルチビタミン/ミネラル(ビタミンAE入り、鉄なし)
また、以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を使用してください。
医師に確認が必要な薬剤
トレチノイン
- 過酸化ベンゾイル、硫黄、レゾルシノール、サリチル酸を含むスキンケア製品
ハイドロキノン
- 抗生物質を使用している
- 皮膚を光に敏感にする可能性のある薬物を服用している
その他にも刺激の強い石鹸、シャンプー、スキンクレンザー、ヘアカラーやパーマネントケミカル、ヘアリムーバーやワックス、アルコール、スパイス、収斂剤、石灰を含むスキンケア製品など刺激を引き起こす可能性のあるスキンケア製品の使用は避けてください。
影響を及ぼす可能性は、その他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。
禁忌・注意点
有効成分のトレチノイン、ハイドロキノン、モメタゾンにアレルギーがある、切り傷や湿疹など健康でない皮膚、18歳未満の場合はユークロマプラスクリームを使用しないでください。
また、授乳中・妊娠中だったり以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を使用してください。
医師に確認が必要なケース
トレチノイン
- 魚アレルギー(魚由来の成分が含まれる場合)
ハイドロキノン
- 肝疾患・腎疾患
- 喘息、亜硫酸塩アレルギー
その他にも、薬の使用中は日焼けしやすくなるため日光や日焼けベッドなど紫外線への露出を避け、日焼け止め(SPF30以上)を使用した上で衣服でもしっかり保護してください。
有効成分のハイドロキノンは過酸化ベンゾイルや過酸化水素など他の過酸化物製品と一緒に使用すると皮膚を汚すことがありますが、これは通常石鹸と水で取り除くことができます。
よくある質問
- Q.モメタゾンはステロイドですか?
- A.はい。ステロイドのため長期使用は避けるようにしてください。
- Q.ユークロマクリームとは何が違うんですか?
- A.ユークロマクリームはハイドロキノン4%単体のクリームで、ユークロマプラスクリームはハイドロキノン・トレチノイン・モメタゾン3種類を配合したクリームになっています。
- Q.使用中は紫外線に弱くなるというのは本当ですか?
- A.はい。有効成分のトレチノインやハイドロキノンは紫外線の影響を受けやすく日焼けやシミに繋がりますので就寝前の使用がおすすめです。