コスメライトクリーム20gm/25gm(cosmelite)
※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。
同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)
コスメライトクリームの詳細
コスメライトクリームとは
- 医薬品名
- コスメライトクリーム(Cosmelite Cream)
- メーカー
- コスメ・ファーマ・ラボトラリー(Cosme Farma Laboratories)
- 有効成分
- ハイドロキノン(Hydroquinone)/トレチノイン(Tretinoin)/モメタゾン(Mometasone)
- 効果・効能
- シミ、シワ、くすみの改善
- 剤形
- クリーム(cream)
- トレチノイン×ハイドロキノン 人気の美容成分トレチノインとハイドロキノンを両方含む便利な薬で、塗るだけでニキビ、シミ、毛穴、美白など多くの肌トラブルをこれ1本で解消してくれます。
- 安価なジェネリック薬 個人輸入として購入するため医師を介さない分クリニックに比べて半額以下。オールインワンな上にコスパにも優れた医薬品となっています。
- 女性向け医薬品に特化 製造元のコスメ・ファーマはその名の通り女性向けの美容ジェネリック薬の製造に特化した製薬会社です。その中でもコスメライトクリームは同社の看板商品で日本でも多くの方が利用する人気アイテムです。
コスメライトクリームは複数の有効成分を含む医薬品で、シミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ、美白、肌荒れなど幅広い肌トラブルに対して有効性が期待できます。
3つの有効成分トレチノイン、ハイドロキノン、モメタゾンはそれぞれ日本の美容皮膚科でも処方される成分で、これらを組み合わせることで美容・美白に対して高い効果が得られる配合となっています。
本製品は、ハイドロキノン2%、イソトレチノイン0.025%、モメタゾン1%を含有しています。
製造元のコスメ・ファーマ・ラボラトリー社はインドのマハラシュトラに本社を置く製薬会社で、その名の通り女性向け医薬品に特化した製薬会社です。中でもこのコスメライトクリームは同社の代表的な美容医薬品です。
コスメライトクリームはそれぞれの有効成分により以下の効果が期待できます。
- トレチノイン
ビタミンAの一種で、肌の再生を助けターンオーバーを促進する作用をもちます。ニキビや肌荒れの治療に用いられるほか、シミ、しわ、くすみなどに対しても効果が期待できます。 - ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニン生成を抑える成分で、老人性色素斑、そばかす、肝斑などあらゆるタイプのシミに効果があり、美白目的でも用いられることがあります。 - モメタゾン
モメタゾンは痛み、発赤、暖かさ、腫れ、かゆみなどの炎症を抑える強力なステロイドで、トレチノインとハイドロキノンによる副作用を抑える効果が期待できます。
ただし、この薬は目、口、鼻、膣などの粘膜に対しては使用できません。
また、有効成分のモメタゾンはII群に属する強力なステロイドのため長期使用は避けてください。
効果・効能
コスメライトクリームの有効成分には肌のターンオーバー促進やメラニン生成抑制といった作用があり、これによりシミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ、美白、肌荒れなど多くの肌トラブルへの効果が期待できます。
肌トラブル解消に相性の良いトレチノインとハイドロキノンに加えてモメタゾンが配合されているため、肌刺激・炎症といった副作用が抑えられ扱いやすくなっています。
ただし、塗布中はトレチノインとハイドロキノンの影響で紫外線に非常に弱い状態となるため紫外線対策には十分ご注意ください。
また、モメタゾンは強めのステロイド薬になるため長期使用は避けてください。
トレチノイン
トレチノインの正確な作用機序は不明ですが、毛包の異常な角化の修正がニキビ改善に寄与していると考えられています。
ニキビは過剰な角化上皮細胞を有する毛包内に形成されるものですが、トレチノインは角質細胞の剥離と毛包からの角質細胞の排出の促進。毛包上皮の分裂活性を増大させることにより角質細胞のターンオーバー速度を増大させます。
これらの効果を通じてニキビの内容物が押し出されニキビの前駆病変である微小面皰の形成が減少するものです。
また、トレチノインには紫外線により損傷した皮膚を回復させる効果があり、メラニン粒子の分散とメラニン量の減少、角質層圧縮、真皮のコラーゲン産生促進、血管新生、残存角質の剥離、皮脂分泌の抑制などにより多くの肌トラブルを改善します。
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニン色素生合成経路の初期段階で関与するチロシナーゼ酵素を選択的に阻害、3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン(DOPA)への変換を妨げます。
これによりメラニン色素産生が減少し色素沈着過剰や肝斑を改善します。
飲み方・使い方
コスメライトクリームは寝る前に1日1回適量を健康な皮膚に対してスポットで薄く塗布してください。
塗布前後は手と皮膚をきれいに洗い乾かした上で使用し、塗布後は少なくとも1時間は塗布部位を洗ったり他のスキンケア製品の塗布もしないでください。
有効成分のモメタゾンはステロイド薬のため長期使用は避けてください。
また、特に初めて使用する際にはまず薬のアレルギー反応を確かめてください。
健康な肌の一部に少量の薬を塗り24時間以内に軽度の発赤以外の反応がないようであれば薬を使い始めて問題ありません。
その他にも治療した皮膚部分を覆うと皮膚から吸収される薬の量が増えるため避けてください。
薬はなるべく湿気や熱、日光を避けて常温保存してください。特にトレチノインは可燃性のため高温や直火は避け、クリームが塗布後完全に乾くまでは喫煙もしないでください。
また、誤飲などを避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。
副作用
コスメライトクリームは使用により副作用が起きることがあります。
以下の症状は医師の治療を必要としない一般的な副作用ですが、続いたり程度が気になる場合は医師に相談してください。
なお、使用中は寒さや風などに肌が敏感になる可能性があります。衣類で肌を守り必要に応じて保湿ローションなども併用してください。
主な副作用
トレチノイン
- 皮膚の痛み、発赤、灼熱感、かゆみ、刺激
- 喉の痛み
- 穏やかな暖かみや刺痛
- 皮膚の色の変化
ハイドロキノン
- 軽度の灼熱感、刺痛
- 軽度のかゆみ、発赤、その他の刺激
モメタゾン
- 皮膚が膿で盛り上がる、発赤
- にきび
- 軽度のかゆみ、うずき、灼熱感
ただし、以下の副作用が起こる場合はただちに医師の治療を受けてください。
治療が必要な症状
トレチノイン
- 皮膚の重度の火傷、刺痛、刺激
- 重度の皮膚乾燥
- 重度の発赤、腫れ、水疱、剥離、痂皮
ハイドロキノン
- 重度の皮膚の発赤、火傷、刺痛
- 重度の皮膚の乾燥、ひび割れ、出血
- 水ぶくれ、しみ出すような出血
- 青や黒の皮膚変色(特にヒスパニックやアフリカ系アメリカ人の場合)
モメタゾン
- 重度の皮膚刺激
- かすみ目、視野狭窄、目の痛み、光輪視
- 高血糖(喉の渇きの増加、排尿の増加、口渇、フルーティーな息の臭い)
特に以下の症状が現れる場合は緊急の治療を受けてください。
アレルギー反応の徴候
- じんましん
- 呼吸困難
- 口、顔、唇、舌、のどの腫れ
コスメライトクリームは有効成分トレチノイン、ハイドロキノン、モメタゾンの影響により以下の副作用を引き起こすことがあります。
以下に挙げる症状は一般的な副作用で医師の治療も不要ですが、もし程度や持続が気になる場合は医師に相談しても良いでしょう。
一般的な副作用
トレチノイン
- 皮膚の灼熱感、かゆみ、チクチク感、鱗屑(うろこ状のくず)、発赤
- 皮膚のひび割れ、わずかな剥離(軽度)
- 皮膚の黒ずみ
- 皮膚の発赤(軽度)
- 皮膚の異常な乾燥(軽度)
- 皮膚に異常な暖かみを感じる(軽症)
ハイドロキノン
- 軽度の皮膚刺激や過敏(灼熱感、紅斑、チクチク感など)
モメタゾン
- にきびや吹き出物
- 毛の生えている部分の灼熱感、かゆみ、痛み、毛の根元の膿
- 口腔乾燥
- 弾力の損失
- 正常な皮膚紋理の消失
- 皮膚に盛り上がった暗赤色のいぼ状の斑点ができる(特に顔に使用した場合)
- 光沢感
発生率は不明
トレチノイン
- ピンク色の赤い水疱を伴う皮膚の灼熱感とかゆみ
- 額、背中、腕、脚の発毛の増加
- 腕、顔、脚、胴体、鼠径部の赤紫色の線
ただし、以下の症状が現れる場合は直ちに医師の治療を受けてください。
一般的な副作用
トレチノイン
- 皮膚のやけど、刺痛、剥離、発赤、異常な乾燥(重度)
あまり一般的でない副作用
トレチノイン
- 塗布部位の乾燥、痛み、発赤、刺激、剥離
モメタゾン
- 灼熱感
- かゆみ
- あざができやすく、皮膚が薄くなる(特に顔や指の間など皮膚の折り重なる部分)
発生率は不明
モメタゾン
- 失明
- かすみ目
- 視覚変化
- 視力低下
- 乾燥
- 眼痛
- 頭痛
- 炎症
- 視力障害
- 吐き気
- 口の周りの発赤と鱗屑
- 涙が出る
- 嘔吐
相互作用
コスメライトクリームは他のステロイド皮膚薬との併用はしないでください。
また、以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を使用してください。
医師に確認が必要なケース
トレチノイン
- 過酸化ベンゾイル、硫黄、レゾルシノール、サリチル酸を含むスキンケア製品
ハイドロキノン
- 抗生物質を使用している
また、コスメライトクリームの有効成分トレチノインは一部のマルチビタミンと相互作用を引き起こし、有害作用/毒性作用を増強する可能性があるため組み合わせを避けてください。
相互作用を引き起こす可能性のある成分
- マルチビタミン/フッ化物(ビタミンADE入り)
- マルチビタミン/ミネラル(ビタミンADEK、葉酸、鉄を含む)
- マルチビタミン/ミネラル(ビタミンAE入り、鉄なし)
その他にも刺激の強い石鹸、シャンプー、スキンクレンザー、ヘアカラーやパーマネントケミカル、ヘアリムーバーやワックス、アルコール、スパイス、収斂剤、石灰を含むスキンケア製品など刺激を引き起こす可能性のあるスキンケア製品の使用は避けてください。
影響を及ぼす可能性は、その他にも処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
これらの相互作用はあくまで代表的なもののみで全てについて列挙しているわけではないためご注意ください。
禁忌・注意点
有効成分のトレチノイン、ハイドロキノン、モメタゾンにアレルギーがある、健康でない皮膚、18歳未満の場合はコスメライトクリームを使用しないでください。
また、授乳中・妊娠中だったり以下に該当する場合は医師に相談し安全性を確認した上で薬を使用してください。
医師に確認が必要なケース
トレチノイン
- 湿疹
- 魚アレルギー(魚由来の成分が含まれる場合)
ハイドロキノン
- 肝疾患・腎疾患
- 喘息、亜硫酸塩アレルギー
その他にも、薬の使用中は日焼けしやすくなるため日光や日焼けベッドなど紫外線への露出を避け、日焼け止め(SPF30以上)を使用した上で衣服でもしっかり保護してください。
有効成分のハイドロキノンは過酸化ベンゾイルや過酸化水素など他の過酸化物製品と一緒に使用すると皮膚を汚すことがありますが、これは通常石鹸と水で取り除くことができます。
よくある質問
- Q.日中に使用できないというのは本当ですか?
- A.有効成分トレチノイン使用中は紫外線の影響を非常に受けやすい状態になる効果があります。逆にシミを増やしてしまうため就寝前のみの使用をおすすめします。
- Q.紫外線対策をしっかりすれば夏でも使用できますか?
- A.いいえ、日本での夏季の使用はなるべくお控えください。