クラリス錠やクラシッド錠と言えばちょっとした風邪や鼻詰まりにもしっかり効いてくれる日本でもおなじみの抗生物質です。
老若男女幅広く使えて耐性の心配も少ない便利な薬ですが、実はこの薬は処方以外に通販からでも購入可能になっているのはご存知でしょうか。
今回はそんな通販で購入するジェネリックについてメリット・デメリットを解説してまいります。
通販で買う薬の効果や品質は…？
クラシッドやクラリスは咽頭・喉頭炎、扁桃炎などなど細菌由来の様々な症状に効く便利な抗生物質です。
…が実はこの薬、ロキソニンと同じように通販でも購入することができるというのはご存知でしたか？
しかも、ロキソニンのように「市販薬の方は処方薬より効果が低め」といったこともなく効果も全く同じ程度期待できます。
それにしても本来処方してもらう薬が通販でも購入できるとは、一体どういうことなのでしょうか。
処方せん不要の理由は…？
このクラシッドは処方以外で入手するとなった場合は厳密には通販ではなく個人輸入としての購入に限られます。
これは「私用に限っては処方薬でも輸入可」というもので基本的に海外からの購入となる点が大きな特徴。
そのため製薬会社も聞きなじみのない名前になり不安に思われるかもしれませんが、結論から言うとこれは特に気にする必要はありません。
というのも、海外発送するような大手製薬会社は基本的にWHOの定める国際基準(適正製造規範ガイドライン)を満たすためで…
シプラ社の場合(1:56頃～)
上記動画の通り設備も近代的ですし、何なら日本のクリニックでも普通に処方されることもあります。
もしかしたら知らない間に服用していることもあるかもしれないですね。
実際の体験談を見てみると
これは実際に通販(個人輸入)で購入した方の感想を見た方がわかりやすいですが、どんな効果が得られているかと言うと…
効果があった方
今はなんか風邪っぽくてもオチオチ病院も行けんし、市販薬も飲みますけど一部処方薬は備蓄してますよ…
うちの界隈で抗生剤出してくれる医者、マクラロイド系でもジスロマックよりクラリスばっかやけどw
ということで、やはり同じようにしっかり効いているのがわかります。
ややネガティブな意見
唯一の弱点はジェネリックとは言え保険が使えない点でまとめ買いしない場合に少々割高になりやすい場合があること。
しかし、ポチるだけで届く点やこのご時世に病院に行く必要がないといったメリットもあるので、これは嬉しい方も多いでしょう。
ほんとはクラリスの方がいいような気もするけど、近くの医者コロナでポシャってクラリスもらえんくなった😱
個人輸入するとクラリスロマイシン錠、高いんよね。
飲み併せにはご注意を
ちなみにクラシッドは唯一睡眠薬のベルソムラと競合があり併用が禁止されています。
これは有効成分のクラリスロマイシンがベルソムラの代謝を阻害してしまい必要以上に効き目が強くなったり薬が朝まで残ったりしてしまうため。
どちらも副作用が少なく比較的簡単に処方される薬なだけに注意が必要ですね。
もしクラシッドが効かない場合は
上記の口コミでも少し紹介されていますが、クラリスやクラシッドが効かない場合は上位互換的な存在のジスロマックを使用することも可能です。
こちらもクラシッドと同じような抗生物質で、有効成分のアジスロマイシンは特にクラミジアに対しての90%以上の完治率を誇ることでも有名です。
一気に飲むのは液体タイプっす
高いし多少の副作用もありそうなので、錠剤を3日間飲んでます!
それと効く効かないは未然に飲んでるのでわからないのですよ
用量によって効能効果変わるから
250ミリだったら一気に4錠いかないと。できたら8錠…
飲むの1日だけね
【値下げ中】ジスロマックジェネリック・アジー
アジー(azee)は、シプラ社が製造・販売しているクラミジア、尿路感染症などの治療薬です。
ジスロマックと同じ有効成分アジスロマイシンの細菌の生命維持や増殖が妨げる作用により種々の症状を改善します。
こちらはやや副作用は出やすいですが、1回の服用で様々な菌に対して強力に作用するため選択肢の1つとして覚えておいて損はないでしょう。
自己判断での抗生物質服用はほどほどに
ただし、抗生物質は耐性菌に気をつける必要があり、気軽に服用しすぎたり中途半端に服用すると「効かなくなった」ということも珍しくはありません。
同じ病気を再発しやすかったり持病があったりなどなど、少しでも不安がある場合には事前に医師に相談した方が良いかも知れませんね。
今回紹介した医薬品一覧
最後にもう一言だけ…
クラシッドは風邪っぽい症状から性病まで幅広い体調不良に効く便利な薬で、健康な人が飲んでも予防的に使える便利さも兼ね備えています。
しかし、メリットの裏には耐性菌などデメリットの問題もあるので医師に相談の上で症状に合わせて薬を使い分けることが大切ですね。
