エムラクリーム5%30g(emla Cream)

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※パッケージリニューアルなどの理由により実際の商品とはデザインが異なる場合があります。
※商品は使用により副作用を生じることがあります。使用は自己責任となりますため、お客様ご自身にて効果・用法用量などを十分ご理解の上、輸入代行をご依頼ください。
※パッケージや説明書が付属せず簡易包装・PTPシートのみでの配送となる場合がございますが、ご了承ください。

医薬品の関する説明は製薬会社の添付文書などから抜粋しています。
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商品番号:emla-cream
エムラクリーム5%30g(emla Cream)
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同じ成分の医薬品(先発薬・ジェネリック)

エムラクリームの詳細

エムラクリームとは

医薬品名
エムラクリーム(Emla Cream)
メーカー
アストラゼネカ(AstraZeneca)
有効成分
リドカイン塩酸塩(Lidocaine)/プリロカイン(Prilocaine)
効果・効能
局所麻酔(ピアス、脱毛、刺青、タトゥー、生検、手術時の痛み緩和)
剤形
軟膏(cream)
先発薬
エムラクリーム(Emla Cream)

エムラクリームは鎮痛に用いられる医薬品で、ピアス、脱毛、刺青、タトゥーから生検や軽い手術まで幅広い用途で効果を発揮します。

有効成分のリドカインとプリロカインはいずれも麻酔効果がある成分で、特にリドカインは局所麻酔作用が最も強いとされるテトラカインよりも作用や作用時間の点で若干劣るものの毒性が弱く充分な薬効を持つため高い利便性を誇ります。

鎮痛したい部位に塗布するだけで使用できますが、効果は塗布量・時間・部位によって大きく異なるため用法用量にはご注意ください。当サイトでは5%(30g)の1種類が購入可能です。

製造元は世界最大の製薬会社の1つとして知られるアストラゼネカで、イギリスのケンブリッジとスウェーデンのセーデルテリエにそれぞれ本部をもつ多国籍企業です。
日本国内にも法人を持ち、主にガン治療薬(抗がん剤)の分野で厚生労働省に医薬品承認を受けるなど高い製薬技術が大きな特徴です。


エムラクリームの有効成分リドカインとプリロカインはピアス、脱毛、刺青、タトゥー、生検、手術など幅広く鎮痛に用いられる成分です。

これは体の神経信号を遮断することによって機能するもので、皮膚表面はもちろんペニスや膣などの粘膜に対しても使用が可能です。

ただし、麻酔薬は過剰摂取が起きると不整脈、けいれん・発作、昏睡、呼吸困難、呼吸不全(呼吸停止)といった重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

そのため薬が皮膚から吸収されすぎないよう、必要最小量を使用するようにしてください。​
特に​皮膚が切れたり刺激を受けたりした場合は、健康な皮膚よりも多くの外用薬を吸収することがあります。

また、​治療した部分の皮膚が痺れている間は無意識のうちに誤って傷つけてしまうことがあるためご注意ください。

効果・効能

エムラクリームの有効成分リドカインとプリロカインには体の神経信号を遮断する作用があります。
これにより皮膚表面に麻酔効果をもたらすため、ピアス、脱毛、刺青、タトゥー、生検、手術など幅広い鎮痛に用いることが可能です。


エムラクリームはリドカイン(2.5%)とプリロカイン(2.5%)の共融混合物で、水中油滴型(O/W型)エマルジョンとして製剤化されているものです。

リドカインとプリロカインはともにアミド型局所麻酔薬で、インパルスの開始と刺激伝達に必要なイオンチャネルを阻害することによって神経細胞膜を安定化し、局所麻酔作用をもたらします。

飲み方・使い方

手術・手技の内容によりますが1~2時間前を目安に病変全体を覆うように塗布します。
塗布後は1時間ほどで十分な皮膚鎮痛が現れはじめ、2~3時間で最大に達し、除去後も1~2時間ほど持続します。

​皮膚に塗布した場合と比較して、生殖器粘膜からの吸収は速く、その発現時間は短いためご注意ください(5~10分)。
例えば、​女性生殖器粘膜にエムラクリームを5~10分塗布したとき、アルゴンレーザー刺激による鎮痛効果の平均持続時間は15~20分(5~45分の範囲で変動)となっています。

薬は常温保管が可能ですが、なるべく湿気や熱、日光を避けてください。また、誤飲を避けるため子供やペットがいる場合には保管場所に細心の注意を払ってください。

また、もし使用中に薬が目や口に触れた場合は、ただちに水ですすいでください。

成人の皮膚

​無傷の皮膚にエムラクリームを厚く塗り、密封包帯法で覆ってください。
クリームは10cm2あたり1gで1時間塗布しますが、一度の使用で10gまたは2時間を超えないようご注意ください。

​成人男性の生殖器系皮膚

局所麻酔薬浸潤の補助として、エムラクリーム(1g/10cm2)を皮膚表面に15分間厚く塗布します。
エムラクリーム除去後は直ちに局所麻酔を行ってください。

成人女性の性器粘膜

​尖圭コンジロームの切除など女性外陰部に対する小手術や麻酔薬による浸潤麻酔の前処置には、エムラクリームを厚め(5~10g)に5~10分間塗布してください。

クリームの吸収に閉塞は必要ありませんが、クリームを所定の位置に保つのに役立ちます。

主な皮膚処置

分層植皮など、より広範囲の皮膚を対象とする、より痛みを伴う皮膚科処置にはエムラクリームを皮膚10cm2あたり2g塗布し、2時間以上皮膚に接触させたままにしてください。

整脈の処置

静脈内カニューレ挿入や静脈注射などの小処置では、2.5gのエムラクリームを20~25cm2の皮膚表面に1時間以上塗布してください。

副作用

エムラクリームは使用により以下の副作用を引き起こす場合があります。
これらは薬に体が慣れ低減する場合も多いため、特に医師の治療も必要としません

主な副作用
  • 薬を塗る部分の軽い灼熱感
  • かゆみ、発疹
  • 薬を塗った皮膚の色の変化

ただし、使用後に以下の副作用が現れる場合はただちに使用を中止し医師の治療を受けてください。

治療が必要な症状
  • (薬を塗布した部位の)重度の灼熱感、刺すような痛み、刺激
  • 腫れや発赤
  • (​薬を塗布後の)突然のめまい、眠気
  • ​錯乱、かすみ目、耳鳴り
  • ​皮膚のあざや紫色の変色
  • 異常な温度感覚
緊急の治療が必要な症状
  • アレルギー反応の徴候(じんましん、​呼吸困難、顔・唇・舌・喉の腫れ)

エムラクリームは使用によりいくつかの副作用が発生する可能性があります。
通常は体が順応し副作用も薄れていくものですが、もし次の副作用のいずれかが持続したり程度が気になる場合は必要に応じて医師に相談してください。

一般的な副作用
  • 塗布部位の灼熱感、腫脹、かゆみ、発疹
  • 塗布部位の白色または赤色の皮膚変色

ただし、使用中に以下の副作用があらわれた場合はただちに医師の診療を受けてください。

珍しい副作用
  • せき
  • 嚥下困難
  • まぶた、顔、唇、舌、性器の蜂巣状の大きな腫れ
  • 重度のめまいまたは失神感
  • 発疹・かゆみ・じんましん
  • 鼻づまり
  • 胸部圧迫感
  • 呼吸困難
発生率は不明
  • 塗布部位の皮膚の水疱
  • 唇、指の爪、口、皮膚の青または青紫色の変色
  • かすみ目、複視
  • 暗色尿
  • めまいや眠気
  • 失神
  • 熱い、冷たい、あるいは無感覚に感じる
  • 頭痛
  • 不整脈、頻脈
  • 筋肉の痙攣、震え
  • 吐き気
  • 耳鳴り、ブザー音
  • 発作
  • 異常な興奮、神経質、落ち着きのなさ
  • 異常な疲労、衰弱
  • 嘔吐

相互作用

エムラクリームの使用中、特に以下の薬について使用開始あるいは使用停止する場合は医師に相談してください。

医師に相談が必要な薬
  • クロロキン、ジアフェニルスルホン(ダプソン)、ニトロフラントイン(マクロビッド)、硝酸イソソルビド、ニトログリセリン、ニトロプルシド、キニーネ
  • 不整脈治療薬(アミオダロン、ドフェチリド、ドロネダロン、メキシレチン、ソタロール、トカイニド)
  • 発作治療薬(フェノバルビタール、フェニトイン(アレビアチン)、プリマキン)
  • サルファ剤(バクトリム、トリメトプリム(セプトラ)、SMX-TMP、SMZ-TMPなど)

その他にもリドカイン・プリロカインと相互作用を引き起こす成分は処方薬や市販薬からビタミン、ハーブに至るまで数多くの成分が挙げられます。
その全てを列挙しているわけではなく、これらの相互作用はあくまで代表的なもののみとなるためご注意ください。

禁忌・注意点

麻痺薬に対してアレルギーがある場合はエムラクリームを使用しないでください。

また、以下の既往歴がある(該当する)場合は、医師に相談し安全性を確認した上で薬を使用してください。

医師に相談が必要な既往歴など
  • メトヘモグロビン血症という血液細胞疾患
  • ​肝疾患
  • グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症(G6PD欠損症)という酵素欠損症
  • ​メトヘモグロビン血症または遺伝性酵素欠損症の家族歴
  • 妊娠中・授乳中

よくある質問

Q.早漏(PE)の治療目的でも使用できますか?
A.いいえ、早漏治療に用いる場合はスプレータイプの利用をご検討ください。
Q.麻酔薬自体が不安なのですが、安全ですか?
A.エムラクリームは世界的有名な製薬会社アストラゼネカが製造・販売する医薬品で、80ヶ国以上でスイッチOTC薬(処方薬並の高い効果を持つが薬局やドラッグストアで販売する薬)として用いられています。
麻酔薬の中では高い安全性・信頼性が期待できます。